おねしょ(夜尿症)どうやって治す? いつまで続く? 大きい子のおねしょは? 後編 ガイドライン読んでみたシリーズ
さて、前回に引き続きおねしょの話
夜尿症ガイドライン(2016年)
の内容についてです
夜尿症(おねしょ)は大きくふたつに分けられまして
①一次性夜尿
おねしょがある状態が続く
(6か月以上あかずに夜尿症の定義を満たす)
② 二次性夜尿
一回おさまってたのに再度夜尿症になる
(おさまったから6か月以上あけて、また定義を満たす)
って言うんですよね。
このうち二次性夜尿は
ストレス(両親の離婚や兄弟の誕生、環境の変化)
で出てきたりしますが
他にも
ホルモンの病気(尿崩症)
神経の病気(神経因性膀胱)
特定の原因でおしっこの感染症を繰り返すこと(複雑性尿路感染症)
でも起きている場合があるので
心配であれば子供を診られる泌尿器科か
夜尿症を診てくれる小児科で
一度尿のチェックを受けるの
おすすめ!
小児科でやられる治療として
アラーム療法
ってのがあります。
おむつに水分を感知するセンサーをつけて
水分を感知したらアラームが鳴る
そしたら親が起こしてあげる
3か月くらいで効果が出るそうですが
親もアラームでしょっちゅう起こされる覚悟が必要です
泌尿器科では
薬の処方がされる場合があります
尿の量を減らす点鼻液か飲み薬
膀胱が過敏になっているのを抑える薬が出されます
いずれにしろ
どこの小児科や泌尿器科に行ってもやっているわけじゃないので
受診前に電話で確認しましょ
初診料だけ取られて
「良く分かんないけど、尿検査は大丈夫」
では納得できないでしょうしね!('ω')ノ